土日の練習10,000円とその価値

Uncategorized

『今週の土日は、遠征で練習試合』
指導者として、あるいは運営者として、この言葉を口にする時、僕の頭の中には二つの視点が同居している。
⭐️**「子供たちの成長の場を作れる」という純粋なワクワク感。
💰「経費とリスク」**というシビアな現実。

今回の行き先は、片道約45km。 往復で90km、高速代は片道640円。もちろんガソリンも食えば、車も走るほどに消耗していく。これを2日間だ。さらに会場費として1チーム4,000円コストがかかる。

💰2日で役1万円。これを安いと見るか、高いと見るか」
人によって価値観は千差万別でしょう。 しかし、地域クラブを運営する立場からすれば、これは単なる数字以上の重みを持っている。移動に伴う事故のリスク、自分の休日をすべて捧げる時間的コスト、そして積み重なる経費。 それでも、なぜ僕はハンドルを握り、45km先のコートを目指すのか。今日は、地域スポーツの現場で避けては通れない「お金と移動のリアル」について、少し本音を書いてみたい。

「1万円」の赤字と、プライスレスな「報酬」

正直に白状します。 家計簿やクラブの決算書を見れば、この遠征は完全に「赤字」です。 週末のたびに発生するガソリン代や高速代、そして会場費。もし自分の時給を換算してしまえば、とてもじゃありませんが、計算が合いません。物理的に車を走らせれば、タイヤは減り、オイルは汚れ、車の寿命は縮まります。 そして何より、私自身の体力と時間も消耗していく。
普通に練習したら?笑
ごもっとも!!!!!!笑

それでも、休日の早朝、私は眠い目を擦りながら愛車のエンジンをかける。なぜか。それは、この「1万円」のコストを払ってでも、見たい景色があるから

生徒たちの「本気」に触れられる。
遠く離れた場所にある、いつもと違う体育館。その独特の緊張感と高揚感が、子供たちの表情を「戦闘モード」に変える。
あえて遠方に行くことで、会うはずのない仲間やライバルと顔を合わすことができ、独特の緊張感が生まれる。
公共の体育館と比べて、市営体育館の大きさはやはり感覚も違う。
数値では表せない空気や感覚にあてられるのだ。
40km離れたこの場所まで来なければ、絶対に生まれていなかった感情。 1時間ハンドルを握らなければ、絶対にできなかった経験。

この成長や経験は「車の消耗」よりも価値がある。
少しずつ…タイヤがすり減り、走行距離が伸びていくのと引き換えに、
少しずつ…生徒たちの心は強く、豊かに、そして大きく育っていく。
そう考えた時、僕は心の底から思うのです。
「よし、この1万円は、彼らの未来への投資だ」

明日も、成長を原動力

保護者の方々の応援の声、試合後に「次は勝ちたい!」と語り合う生徒たちの姿。 そんな温かい景色に包まれながら、夕暮れの帰路につく。
体はクタクタだが、心は不思議と満たされている。

もちろん、試合に負ければ悔しいし、うまくいかない時は憤りもする。
たまに「あれ?家族の時間とお金を使って俺は何しとん?」とか思う(笑)

それでも、長年指導の道に腰を据えているということは満足感や充足感が優っているのだろう。

そして、帰宅して車を降りる時、すでに次の遠征のことを考えている。
「平日練習の課題は?、内容は?、次はどんな週末にしようかな?」
シビアな現実は、明日も終わらない。
経費のやりくりに頭を悩ませ、移動のリスクに気を引き締める日々は続く。
それでも言えることはただ一つ。
やるしかねえ。

タイトルとURLをコピーしました