3ヶ月前から、妻がずっと楽しみにしていた「糠床(ぬかどこ)の会」。
我が家では、水曜から日曜日までバレーボールクラブの活動があるため、月曜日は大切な「家族デー」……ではなく、意識して「妻デー(妻の1人時間)」にしている。毎日忙しくしているけれど、妻のリフレッシュと自由な時間は何としてでも作りたい。
今日のミッションは、9:00〜14:00の5時間、下3人のワンオペ育児。
気合いを入れて臨んだ。……しかし、育児の神様はそう甘くない。こういう狙い澄ました日に限って、子供たちは体調を崩し幼稚園を休むのだ。次男と三男の体調不良。ここから、私の孤独で壮絶な戦いが始まった。
【苦悩その1】テレビ依存への罪悪感と、終わらないカオス
普段、我が家ではテレビの視聴時間をできるだけ短くしている。視聴中の脳の動きが少ないと言われているからだ。
しかし、体調不良の子供たちを家の中で静かに過ごさせるには、どうしても文明の利器に頼らざるを得ない。結果として、録画していたジブリ作品を2本連続で観せることになってしまった。これ自体が、父親としての私のストレスをガリガリと削っていく。
さらに追い打ちをかけるように、熱があるはずの三男が、眠くてグズる次男や四男の邪魔をし始める。 カオス。その一言に尽きる空間が、リビングに広がっていた。
【苦悩その2】「おっぱい」という最強兵器を持たない無力さ

そして、最大の試練は四男のギャン泣きだ。 母親の最大の武器は「おっぱい」だと、私は確信している。なぜなら、私にはお腹を空かせた四男を泣き止ませる術がないからだ。粉ミルクを断固拒否する四男を前に、ただただ抱っこしてあやすしかない。
時計の針が進むのが、驚くほど遅く感じられる、しんどい時間が延々と続いた。
それでも、妻に頭が上がらない理由



そこまでして、なぜこの「妻デー」を死守するのか。それは、妻への圧倒的なリスペクトがあるからだ。
週に一度の貴重な自由時間に、彼女が予約したのは自分の遊びではなく「家族のための料理の勉強会」。 無添加、無農薬、グルテンフリー。家族の身体に優しい食材で、我が家の健康は妻の手によって守られている。今回の糠床も、これからの我が家の食卓を豊かにしてくれるはずだ。
さらに、妻が学んできてくれた知識は、私一人のものでは終わらない。私が指導するバレーボールクラブの子供たちへの「栄養指導」へと還元され、たくさんの子どもたちの成長を支える力になる。
そう思えば、今日のカオスなんて安いもの……いや、やっぱりキツかったけれど、意味のある時間だったと心から思える。
怒涛のタイムライン:3:30起床からの全力疾走
参考までに、今日の私のタイムラインを晒しておこう。育休パパのリアルな24時間(の一部)だ。
| 時間 | 息つく暇もない行動記録 |
|---|---|
| 3:30 | 起床。洗濯、朝食準備、畑の水やり、PC作業(自分の時間はここだけ) |
| 6:00 | 子供たちが起きてくる(戦いのゴング) |
| 6:30 | 朝食 |
| 7:30 | 長男の登校見守り |
| 8:00 | 帰宅 |
| 9:30 | 妻、糠床の会へ出発(ワンオペスタート) |
| 12:00 | 昼食(カオスの中での準備) |
| 14:00 | 妻帰宅(無事にバトンタッチ!) |
| 16:00 | 長男の習い事へ送迎 |
| 17:10 | 帰宅 |
| 17:40 | 夕食・お風呂(一気になだれ込む) |
| 20:00 | 子供たちと共に就寝(気絶に近い) |
育児とは、本当に思い通りにいかないことの連続だ。 理想通りの1日とは程遠かったけれど、妻が笑顔で「ただいま」と帰ってきたとき、すべてが報われた気がした。
明日からもまた、バレーと育児の全力疾走が始まる。 今日全国のワンオペを乗り切ったパパママ、本当にお疲れ様。明日もボチボチいこう。
今日の自分を誇れない苦しさ
よく、幼稚園に次男を迎えにいく際言われる
「カガショーさんはよく育児頑張っている!協力的!!」
そう言われるのは素直に嬉しいものだ。だが、その裏でもう1人の自分は冷静に俯瞰している。
「いや、バレーしてる時の妻は4人のワンオペやで…。」
特に試合で1日空ける時なんかは大問題だ。遠征なんかは大事件だ。
妻は今日のようなワンオペを毎週してくれているのだ。
クラブの生徒たちよ…
真に感謝するのは指導者へではない。指導者や組織を陰で支えてくれる人がいるのだ。必ずいる。
妻への感謝を決して忘れてはいけない。
まとめ
私がバレーボールクラブも、ブログも、何もかもせず、純粋に毎日ただの育休だったら妻はどんなに楽だろうか。
そんなことは分かっているのだ。しかし、止まれないのだ。
自分自身の生活を守るために、家族の平穏を保つために、毎週月曜日の使い方を丁寧に、大切に使っていきたい。
バレーボールを頑張るだけではダメなんだ。全てが繋がるんだ。
得意なことだけをしていてはダメだ。
やっぱり、魂込めて私生活からやるしかねえんだ。


