小学校のスポ少は1日練習試合が当たり前。ローカルな大会も年間を通じてたくさんある。 高校は遠征も合宿も普通にある。なのに、中学校の部活だけがなぜこんなに制限されるのか。 子どもを持つ親として、クラブを運営する立場として、ずっとひっかかっていたことだ。
中学校
中学校部活は教育の一環…だから文科省が「これくらいやってね!」と、コントロールするのだ。
ただ…ほんっっとに中学教員は忙しい。
結論、部活なんてしている場合ではないのだ。
特に荒れている学校に赴任になると朝から晩まで気が抜けない。
早朝早く出て仕事を片付け、放課後はトラブル対応に追われるなんてザラだ。
要は忙しすぎるんだ。
何かを犠牲にしないと成り立たない職場。
今までは教員の時間と人生を捧げてきたが、これからは部活動を犠牲にし、教員の人生を守る。これだけなのだ。
高校は!?
高校が騒がれない最大の理由は”義務教育ではないから”これに尽きるだろう。
ただ、それだけの理由なのだ。
文科省的には
「学びを受ける権利は卒業したよ。卒業したんだから遠征も練習もせ自分が選んでやっていることだよね。じゃ、制限なしで!!」
こんな世界だ。
また、高校(都道府県立)は高体連や高野連などの競技団体ルールが優先されやすく、強豪校の文化が許容される余地がある。 同じ「学校の部活」でも、管轄が違えばルールが変わる。子どもたちは同じ人間なのに。
小学校は!?
小学校のスポ少は保護者や地域が主体
文科省的には
「スポ少…ありがとう!!!でも、学校現場じゃないから勝手にしてね!」
つまり、文科省はあんまり関与しない。
ここが違うよ、中と小・高の違い
結論、中学校部活動だけは、『学校教育活動の一環で学校が担う』という性質があるのだ。
一方、小学校はボランティア、高校は選択してやりたい人がやっているんだから現場判断!が成り立つ。
『中学校だけ、なんで文科省がコントロールせにゃならんねん!!!!!そっか、小学校と一緒で地域に投げたろ』
↑これです。
これが教育の溝と地域化の正体。同じ中学生が、スポ少や地域クラブでは1日練習試合をしている。学校の部活だと休日は基本2時間まで。という矛盾の正体。
「地域移行」の過渡期という名の空白地帯
2023年度から国が打ち出した部活動の地域クラブへの移行政策。その移行期に合わせて、今の部活の活動量も抑えていこうという方向になっている。
【大問題】移行先の地域クラブはまだ整っていない。指導者も、場所も、費用の仕組みも。 制度の移行期は、子どもたちにとっては「どちらにも所属できない空白期間」になりかねない。 私はそこが一番怖い。
まとめ(違和感の正体)
結局、違和感の正体は『管轄の違い』なのだ。
・小はボランティア
・中は文科省
・高は現場と高体連等の組織
そりゃあ、文科省からしたら「やーめた」になるかもしれない。
制限の本質は、子どもの利益よりも教員の労働問題の解決策として部活が使われているという構造にある。 子どもや保護者が「なんで?」と感じる違和感は、それだ。
我々はどうする?
制度に屈するのか?
泥を啜ってでも新天地で子供達のための環境を作るしかないのだ。
生殺与奪の権を他人に握らせるな。
やることは山積みだ。でも、やるしかない。


